ラ・ヴィータ社長宮地貴嗣の「よく生きる」

安保法案が成立し。

久し振りにブログを書きます。

今朝未明、安保関連法案が成立しました。

私はこの法案について賛成ですので、良かった、という思いですが、
この一週間くらい、悶々としており、なぜなのか？と自分に問いかけてきました。

自分なりに整理したので、記してみたいと思います。

　安全保障の在り方については、色々な意見があります。

　私の考えは、自分のこと、自分の愛する人は、自分で守るべきだし、
　誰かに任せるべきではないと思います。

　また、日本国憲法前文「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しよう」
　についても、残念ながら公正と信義に信頼して、安全と生存を保持するのは難しい、と考えています。

なぜなら、私の今までの人生においても、自然の摂理においても、
　まわりに自分と価値観の違う人もたくさんいるし、議論で解決できることばかりではありません。
　理不尽に暴力を振るわれたこともあるし、
　大切な人が襲われそうになって、体を張って守ったこともある。

　戦後日本は、米軍、およびアメリカの人たちが体を張って守ってくれたから、一度も戦争がなかったのであって、
　９条があったからではない、と思います。

　ですので、日本は軍隊を持つべきだと思いますし、憲法改正すべきだと思います。

　ここまでの考えは、日本人の中でも、考えはマチマチです。

　反対される皆さんが、説明が不十分と言われますが、私は政府は十分説明してきたと思います。
　これは価値観の違いであって、　これ以上時間をかけて説明して、理解が深まるとか価値観が変わるものではないと思います。

　今の日本では、「戦争反対！」は大きな声で言え、マスコミもたくさん取り上げられます。
　かたや、「憲法改正」や「軍備増強」は、声にすることをはばかれます。
　戦後70年の反戦教育は良く浸透しています。
　やっと、憲法改正を議論できる土壌が少しずつ出てきましたが、
　まだまだ、声にしにくい、タブー視される風潮です。

　このようなことは、他にもいくつかあります。
　例えば、差別。弱者に対する配慮です。

　女性や障害者を軽視、侮辱するような発言は強烈に批判されますが、
　社会的強者とされる男性や大手企業をたたくことは賛辞を浴びます。

　そのようなタブーと偏りがあることをいつも心におかなければ、
　自分の考えが流されてしまう、ということです。

　特にマスコミの報道は、反対に偏っていると思います。

　大東亜戦争に突き進んでしまったのは、マスコミが煽ったせいもあるという反省からでしょうか？

　日本を守るにはどうすればいいか？という、もっと根本の話をすべきなのに、

　こんなに声を上げている人がいるのに、デモをしている人がいるのに。。。という
　表面的報道しかない、なぜなんだろう。

　デモを行っている人たちが日本の国のことを想っているとは思えない、という根拠に
　全く、日の丸を掲げていない、ということもあります。

　これもなぜなんだろう？

国のことより自分のこと、ということなんだろうか？

この世に生まれてきた価値は何だろうか？

自分が豊かになりたい、幸せになりたいではなく、
大切な人を幸せにしたい、ではないだろうか？

　こんなことを考えていると、
ウチのこどもが「お父さん、僕は絶対に戦争にな行かんきね。」
と、ショッキングなことを。

全く支離滅裂ですが、
このままでは、ほんとに日本はダメになる。
自分のことしか考えない。
他人のこと、
みんなのこと、まわりのこと、公のことを大切に思わない。

他人や世の中や誰かのせいにしない。
まず、自分から、そして自分のまわりの人から。

微力かもしれないけれど、良い高知を、良い日本をつくる。

そのために自分の一生を捧げたい。

そう感じた。

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